キャリア教育研究所 > 就活応援 > グローバルリーダーファーム > 自分らしく生きるためのセミナー

グローバルリーダー養成プロジェクト

自分らしく生きるための就活応援セミナー2008

第2回 「アクセンチュア」
コンサルタントを目指す大学生のためのセミナー

おかげさまで大盛況でした!
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!!

当日はアクセンチュア株式会社のシニア・マネージャー川野毅さんを講師にお招きし、コンサルティング業界の現状、コンサルタントに必要な能力、コンサルタントという仕事の魅力などについて語っていただきました。

次回以降のセミナーもお見逃しなく!
以下には、今回のセミナーで取り上げたテーマと主な質問をご紹介します。

講演内容の抜粋ダイジェストは以下のとおりです。

■ コンサルティング業界の現状

ひとくちに「コンサルティング会社」と言っても、どの分野・領域を専門とするかによって、クライアントの種類や提供サービスの内容・手法は大きく異なる。
既存のコンサルティング会社を大まかに分類すると、次のようになる。

1.会計事務所系:アクセンチュア、PWCコンサルティング(2002年の事業統合により現在はIBM ビジネスコンサルティングサービス)など。会計事務所からコンサルティング部門が分離独立して設立されたタイプ。

2.経営コンサルタント系:ボストン コンサルティンググループ、マッキンゼー・アンド・カンパニーなど

3.シンクタンク系:野村総合研究所、三菱総合研究所、日本総合研究所など。マクロ経済分析等を専門とする研究活動や、システム構築等を専門とするIT系関連の活動を行っている。

4.ITメーカー系:IBM ビジネスコンサルティングサービス、日立コンサルティング、アビームコンサルティング(NEC系)など。ITソリューションとして、自社製品を持っている。

アクセンチュアは経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを3本柱とし、世界49カ国でワールドワイドな事業を展開しているグローバル企業である。 詳しくは同社HPをご覧ください。http://www.accenture.com/Countries/Japan

■ コンサルティングの仕事とは

従来のコンサルティングの仕事としては「問題分析」と「解決策の提案」であったといえる。
ただし、その問題分析等を行う対象としては、経営・IT・人事・投資など様々である。
したがって、これからコンサルタントになりたいと考える人は「自分は何に対するコンサルティングをしたいのか」を明確にする必要がある。
また、アクセンチュアは「解決策の提案」に留まるのではなく、その先の「解決策の実行」及び「効果創出」までをクライアントとともに実施する。

【アクセンチュアのコンサルティングサービスの流れ】
問題分析(医療で言えば診察)
解決策の提案(医療で言えば治療方法の提案)
解決策の実行(医療で言えば治療行為の実施)
効果創出(医療で言えば回復支援及び日常生活のトータルサポート)

■ コンサルタントに必要とされる資質・能力

1.論理的思考力:クライアントに問題点を論理的に説明し、提案した解決策の正しさをわかりやすく理路整然と伝える能力は不可欠である。

2.コミット力:クライアントに約束した成果を出すために、高い目標を設定し、その実現に向けてプライドを持って働く能力は、コンサルタントとして何よりも重要である。

3.チームワーク:外資系コンサルタントというと、一匹狼的なイメージがあるが、実際はすべての業務はチーム単位で動いており、個々のコンサルタントにはチームワークが求められる。

4.成長意欲:コンサルティングの対象は様々な分野・領域にわたり、クライアントの経営層に対して説明を行う場面も少なくないので、常に「自分自身を成長させたい」という意欲を持っていないと、コンサルタントは務まらない。

■ コンサルタントという仕事の醍醐味

1. 経営コンサルタントの場合
1)若いうちからクライアントの経営層と向き合って仕事ができるので、他の仕事に就いた場合よりもビジネスパーソンとしての成長が早い。
2)企業変革に必要な「アイデア力」とそれを推進する「実現力」の両方が磨かれる。
3)様々な分野・領域のクライアントに対して解決策を提案する上では、常に幅広い視野で物事を捉えなくてはならないので、グローバルな思考・視点を身につけることができる。
4)クライアントと共に変革にチャレンジする中で、自分自身をも変革できる。

2. ITコンサルタントの場合
1)「ITなくして改革なし」と言われるほど経営機能に不可欠になってきているITを武器とするビジネスエキスパートになることができる。
2)グローバルなビジネスパーソンに求められる「ビジネス」「IT」「英語」のスキルを、仕事を通じて身につけられる。
2)大規模なIT改革では、様々な専門分野のプロフェッショナルと接しながら、海外を含む広い地域で大きな仕事ができ、自分の技術・知識を磨きながら人脈を広げるチャンスがある。
3)クライアントとともに大規模な改革を実行し、最終ゴールまで見届けることができるので、大きな達成感がある。

■ アクセンチュアでの意外な(?)ワークスタイル

1.コミット力のある人は、休むときは休む!
外資系コンサル会社の日本法人というと「休日も無い長時間労働」というハードな職場のイメージがあるが、アクセンチュアでは「クライアントとの約束を達成するときはとことん働き、休むときは思いっきり休む」というメリハリの効いた、如何にも外資系らしい働き方が可能だ。
仕事は基本的にプロジェクト単位で動いているので、プロジェクトが終了あるいは一段落するまで一生懸命に働き、その後に週間単位でまとまった休暇を取る人も少なくない。

2.女性のキャリア形成を支援
先にも述べたように、アクセンチュアでの仕事は基本的にプロジェクト単位なので、女性が出産や育児のため休職しても、職場復帰の際には、新規プロジェクトに加わればよいため、休職中に仕事に関して「浦島太郎」になってしまうことはない。
出産休暇・育児休暇のほか、育児時短制度も整備されているので、ビジネスエキスパートとしてキャリア形成したいという女性にとっても、働きやすい職場と言える。

3. 意外にベタな従業員交流イベント
外資系企業というと、ドライでクールなイメージがあるが、組織を活性化させる上で人間同士のベタな付き合いは不可欠と考えるアクセンチュアでは、クリスマスパーティーやフットサル大会などのイベントを開催したり、会社がクラブ活動を支援するなど、従業員間の交流を図っている。

■ 主なQ&A

当日セミナーに参加した学生さんからの主な質問とそれに対する講師川野さんの回答の要旨を紹介します。

Q:大学時代に専攻した学問は、今の仕事に役立っているか?また、経営コンサルタントをやる上では、経営学部とか経済学部を出たほうが有利か?
A:自分自身の経験では、大学時代に学んだ学問自体は、特にコンサルタントの仕事に役立っているという印象はない。むしろ大学時代に新しいゼミの立ち上げに参加した経験のほうが、社会人になってからの仕事に役立っていると思う。

Q:なぜ就職先としてコンサルティング業界を選んだのか?
A:自分はもともとマスコミ志望で新聞社とテレビ局からも内定をもらったが、経営・経済・IT・人事など幅広い分野・領域に関われて、より多くの人とネットワークが構築できると考えたコンサルティング業界を最終的に就職先として選んだ。

Q:学生の自分としては、コンサルタントとしてクライアントに提出する成果物をどうやって作るのか、今のところ想像がつかないが、大丈夫か?
A:クライアントには分析結果、提案、効果測定などの成果物を提出するが、これらを考案・作成するための方法論や作業プロセスは、会社としてきちんと整備してあり、サポートしてくれるスーパーバイザーもおり、入社してからしっかりスキルと能力を身につけることができるので、心配は要らない。

Q:コンサルタントの仕事は忙しいと聞いているが、川野さんは仕事とプライベートをしっかりと分けているか?
A:特に意識的には分けていない。プライベートの中にも仕事のヒントがあるし、たとえば個人的に美味しい料理店に食事に行きたいと思った場合でも、クライアントさんを誘って行けば、仕事上の情報収集や取引先との関係強化にもなるので一石二鳥。そういう意味では、あまり仕事とプライベートを分ける必要性は感じていない。ただ、自分を思いっきりリフレッシュさせるための長期休暇はしっかりと利用している。

*セミナーの詳しい内容は、今年9月末に発行する「Skipper」に掲載します。お楽しみに。