
こんにちは。産後セルフケアインストラクターの野田カオリです。
100年に一度の大不況だと言われているそうですが、どうも実感が湧きません・・・。だいたい、100年単位で社会を見ていませんからね。私たちは今を生きているわけなので!変なキャッチコピーで、不安をあおるのもいい加減にしてほしいです・・・。さて、世間では物々しいニュースが続いていますが、私はあまり不安に感じていません。むしろ、希望すら湧いてきます。じつは、こういう時期だからこそ、価値観が見直され、無駄なものがなくなり “本物だけが生き残る社会的淘汰” が起きる、いいキッカケになるのではないかとおもっているからです。
社会的淘汰ということは、個人にももちろん及んできます。いい加減で無駄なものは「要らない」社会ですから、個人においても「要らない」という烙印を押されることもあるわけです。現に、昨年末は大量の派遣社員のかたが解雇されるというニュースがありましたね。あのニュースをみていると、「明日は我が身か?」と不安に駆られる方も多いかとおもいますが、要は“解雇された”だけで、“労働の機会がなくなった”わけではないのですよね?現に、あの派遣村で過ごしている方に農業をお勧めすると、ほとんどの方がNOとおっしゃるらしいですよ。
前回は、高校時代にドロップアウトしてしまった私を紹介しましたが、まともに勉強もできない私が、その後、短大に進学できたのはラッキーでした。ま、当然といえば当然。どんなに不況でも、いや、不況だからこそ、お金を出せばどこかしらの学校には入れる時代でした。(高望みをしなければ)学費を出してくれた親に本当に感謝しています。でも、問題はその先。大学に入って何をするか。
私が入学した短大は、大阪芸大のなかの短大部。マスコミのことを勉強したくて、広報科という学科に入りました。入学試験は一般推薦枠で、常識問題と論文。テレビや新聞を見ていればわかるような内容で「これが試験なのか?!」と、驚いたほど。でも、その試験は、自分の“好き”に一番近かった。選択は間違ってなかったと確信しました。入学後、さらに驚いたのは、学生たちがとことん面白い人ばかりだったこと。普段の会話も「どこのお笑い芸人?」と疑うほど、ユーモアに富んでいて、オシャレでカッコよくて、よく遊び、よく笑う人たちでした。いろんな遊びを教えてもらいましたよ。(ここには書けないことも多いですが…)でも、遊びながらも、「将来どんな職に就こうか?」を、常に頭のどこかで考えている。自分の“好き”を大切にしながら、その“好き”の力を仕事に活かしたいと願う、前向きな人たちばかりでした。
私も周りに影響されて、ますます自分の“好き”を追求するようになり、いつしか「コピーライターになりたい」という希望が湧いてきました。通信で養成講座も受けました。当然、就職活動も、広告制作会社を転々と・・・。しかし、そんな単純な動機で雇ってくれる会社なんてありません。時はバブル崩壊後の就職氷河期。「一般職も受けてみるか・・・」と弱気な思いも浮かんだのですが、ここまで、自分の“好き”を押し通してきた私が、今さら世間に合わせるなんて無理!とおもい、卒業後も、バイトをしながら1年下の学生たちに混じり、就職活動を続けておりました。会社説明会に行けば必ず出し抜けして、あの手この手で猛アピール!「なんだかおもしろそうだから」という理由だけで、社長面接まで行ったこともありました(笑)残念ながら結果はついてきませんでしたが・・・。
そんなとき、ふと目に飛び込んできた新聞の求人欄。たった5行しか書かれていない記事にあった「コピーライター中途可」の文字をみつけ、よくわからないまま応募をしたら、あっさり採用されました。理由は「若かったから」(笑) 後から知ったのですが、「コピーライター中途可」というのは、経験者募集という意味だったそうで・・・。今考えれば、なんて恥ずかしいことを!とおもうのですが、人間の“好き”というエネルギーは、常識も覆すこともあるもんだと、妙に納得してしまいました。
これで晴れて、やりたかったコピーライティングの仕事ができる!と、喜んでいたのはほんの束の間でした。なんと、配属されたのは“デザイン部門”!これには相当驚かされました!なにしろ今まで、デザインというものを一切学んだことがありません。グラフィック?DTP?何語なのかさえわからない状態。しかし、「なぜ私が!?」と上司にたてつくほどの度胸はありません。不動産関係の広告専門を扱っていた会社だったので、最初はひたすら住宅の図面書き。ロットリングという特殊なペンを使い、トレーシングペーパーにひたすら直線を描く日々。コピーをかけるのはいつになるのだろうか・・・と、途方に暮れた20歳の冬でした。
『夢をかなえる勉強法』 伊藤 真 著
受験を控えている人は必読。目標達成までのプロセスが、この1冊で学べます。夢をかなえる系の本は、この1冊にとどめておきましょうね。妄想だけが膨らんじゃうので(笑)
『サラリーマン合気道』 箭内 道彦 著
広告業界のみならず、すべての社会人に読んでもらいたい本。自分には個性がないと悩む全ての若者に読んでほしい。箭内氏のスタンスは最高に面白くて、そして理にかなってます。