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なりたい!を叶える資格

税理士

高橋あづささん

1987年千葉大学大学院看護学研究科修士課程修了。
都立神経病院にて3年8ヶ月看護師として勤務した後(大学院進学前にも1年間の病院勤務経験有り)、95年税理士試験に合格。
97年「高橋あづさ税理士事務所」設立。
ブログ: http://plaza.rakuten.co.jp/raccoonmama/

高橋さんが掲げる3つの柱は、
看護:独立開業する看護師を応援
女性:ライフステージに合わせて働き方に制限を受けがちな女性やハンディキャップのある方の独立を応援
家計:自分らしく生きるためのお金の貯め方、使い方、遺し方、節税を考える

自称「税に詳しい看護師」とおっしゃる高橋さん。クライアントのニーズに応えるべく専門的知識を駆使する「経営の看護師」として、忙しい毎日を送られています。 
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vol.2 税理士 -国税庁税理士試験−

Q1:この資格を取ろうと思ったきっかけを教えていただけますか?

中学生の頃に読んだ新聞記事がきっかけで、「必要な時に、必要な人に、必要な分だけの援助」を提供できるシステム創りをしたいと思い、まずは自分がその援助を提供できる人間になろうと看護学部に進学しました。

しかし、実際に看護師として勤務していると、現行の医療保険制度では、患者さんにとっていい看護を提供すればするほど、病院の収益には結びつかないという矛盾点が見え始めました。

収益が上がらなければ、いくらいい看護をしても、看護師の待遇が悪化し、人員も削減され、結果的に患者さんにいい看護が提供できません。
そんなジレンマの中、いい看護を提供し続ける環境を手にするためにはまず病院のお金の仕組みを考えなくてはならないと思ったのです。

そこで、税理士の資格をとろうと考えはじめました。

税理士は、組織にとらわれず、かつ病院の経営に関して何か提案してもよい立場だと思ったのです。 また、もともと、家計簿をつけたり、それに基づいてライフプランを立てることが「趣味」だったこともきっかけの一つです。
それに、自分より素晴らしい看護をする看護師はいくらでもいるけど、私のようにお金のことを計算することが好きな看護師はいないだろうと思って・・・。

Q2:勉強を始めてから、資格取得するまでの期間はどのくらいでしたか?

当時の税理士試験の受験資格の主なものは、大学で法学か経済学の単位を取得していること、または、日商簿記1級を取得していることでしたが、私はどちらも取得していませんでした。
なのでまったくの初心者から日商簿記1級に合格し、スタートラインに立つのにまず2年かかりました。
それから4回(年に1回のチャンスなので期間にすると4年間)の受験で5科目受験し、合格しました。つまり、合計6年かかったことになります。
(税理士試験は1科目づつ合否が判定されます。1度合格した科目に有効期限はないので、必修・選択あわせて5科目合格できた時点で「税理士試験合格」となります。)

Q3:高橋さんの勉強法を教えてください。

簿記の入門編は、妹が短大時代に使っていた簿記の教科書を使って独学でやりました。途中から大原簿記学校の通信講座を受講し、1級と税理士試験は大原簿記学校に通学。
だいたい午前中3時間講義を受けて、午後は自習室で夜まで復習という生活を4年続けました。

勉強方法は、大原簿記学校で教えられたこと、与えられた教材を最低5回、絶対に間違えなくなるまで繰り返す、という方法。長距離走と同じで最初に先頭集団にはいっていかにそれをキープするかが大事なのでスタートダッシュを心がけていました。

Q4:資格を取得してから、実際にお仕事を始めるまでのお話(苦労話など)をお聞かせ下さい。

実は、開業準備中に結婚10年目にして初めての妊娠が判明。
開業と出産・子育てが完全な同時進行だったことが本当に大変でした。
まわりの方に感謝しきれないほど支えられて、なんとかやってきましたが、無我夢中だったので、こどもが小さかったときの記憶があまりないのが残念です。

Q5:今現在は、どのようなお仕事(活動)をされていますか?

普通の税理士業務のほかに、起業塾の事務局のお手伝いをしています。
また、社会的企業(起業)や事業型NPOに関心があるので、それに関する自己研鑽と起業したい主婦向けのセミナー講師をしています。

Q6:今後の目標を教えてください。

「感謝しながら最期を迎えることができる世の中」「安心して次の世代に託せる世の中」作りのために、「こだわり」のある起業をされたい方の「こだわり起業支援専門税理士」をめざして活動を続けたいと思います。

Q7:税理士を目指している方に、アドバイスをお願いします。

1つ、合格後の自分を強くイメージする。
1つ、よい勉強仲間をもつ。
1つ、合格はどんなに小さな穴からでもこぼれ落ちていくので、試験は絶対にヤマをはらない。

どうもありがとうございました!

税理士試験

【試験】 
国税庁により、年1回(8月)実施されます。

【受験資格】
「法律学又は経済学を主たる履修科目とする学部(法学部、経済学部、商学部、経営学部)・学校(大学または短大)を卒業した者」など、いくつかの規定がある。詳細は国税庁のHPを参照。
http://www.nta.go.jp/sonota/zeirishi/zeirishishiken/qa/qa03.htm

【受験科目】
会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)の2科目と税法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)のうち受験者の選択する3科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択)について行われる。

 

なお、税理士試験は科目合格制をとっており、受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつ受験してもよいことになっている。

合格科目が会計学に属する科目2科目及び税法に属する科目3科目の合計5科目に達したとき合格者となる。

【受験手数料】
受験科目数によって以下の通り。

1科目:3,500円
2科目:4,500円
3科目:5,500円
4科目:6,500円
5科目:7,500円

【合格率】
各課目によって異なるが、10%〜15%程度。

【問合せ】
国税庁(税理士関係)
http://www.nta.go.jp/sonota/index.htm

【その他】
実際に「税理士」として働くためには・・・

税理士になるには以下のいずれかの資格が必要です。
税理士試験合格者(上記参照)
税理士試験を免除された者(税理士方に定める一定の要件に該当する者)
弁護士(弁護士となる資格を有する者を含む)
公認会計士(公認会計士となる資格を有する者を含む)

これらの者が、税理士となるには、日本税理士会連合会に備える税理士名簿に登録しなければならない。
また、税理士は、税理士法人を設立することができるが、その場合は、日本税理士会連合会に届け出なければならない。
税理士又は税理士法人でない者は、税理士業務を行うことはできないこととなっており、これに違反すると罰則が適用される。
ただし、国税局長に対して通知を行った弁護士及び弁護士法人については、一定の条件のもとで税理士業務を行うことができる。

(以上、国税庁HPより抜粋)

 

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