
ストローク。心理学用語で、相手の心に対して、認め、励ます、何らかの言葉や行動のことだそう。6〜7歳までに肯定ストロークより否定ストロークを沢山受けると、ストレスや不安がたまりひがみっぽくなったり、不信感をもったり、世の中がイヤになったりするとか。子育てってやっぱり責任重大!!
例えば落ち着きがない、飽きっぽい、消極的などの傾向があった場合、1日10回以上「ありがとう」「嬉しい」「助かったわ」などの言葉がけをすると、3カ月ぐらいで変化が訪れるとか。ちょっとした言葉がけの違いで人は大きく変わるということを示していますよね。
――仕事もしかり。否定的な言葉を浴びせられるより、肯定的な言葉をかけられると、人は俄然やる気になり、着実に実力がUPしていくもの。“できないヤツ”に無理にすることはないけれど、
「あっこの人、仕事速いな」
「この人のこの仕事の気遣いっていいな」
など何かしら“いいな”って思える部分があったら、それをちゃんと相手に伝える【言語的ストローク】をしてあげることって、とても大切なことなんだなとあらためて思いました。
アメリカの心理学者であるエリック・バーン氏は「私たちはうまれながらにしてストロークなしでは生きていけない」とさえ言っています。 「頑張ったね」「よくやった」「できるじゃん!」「さすがだね」というような相手を肯定する言葉、それに身体的ストローク(タッチ・握手)などが加わればさらに効果は大きいようです。ストロークにはこのほか相手の言葉に耳を傾けほほえむ、うなずくなどの心の触れあい【心理的ストローク】もあるそう。
体が栄養素を欲するように、心も栄養素を欲している。心のビタミンとよく言われるのが“愛”。
――愛にもいろいろ種類はあるけれど、愛とは本来無償なもののはず。「この人にもっと頑張ってもらいたい」「この子ならできるはず」「この人ならもっと伸びるはず」そう思って、接した態度が、時には否定的な言葉、態度になってしまう場合もあるでしょう。
それが本来は“愛”からくるはずのものでも、それが相手に伝わらないと今の時代……大変なことにもなりかねません。
だからこそ、すごく分かりやすい言葉を使い、わが子に接するように、部下や後輩、同僚、そして友達にも、恋人にも接しなきゃいけないのかなって思うと、少し面倒くさいなと思う私は、自分のセリフに歯が浮くような気がして……はい肯定的ストロークが苦手です。日々精進です。頭では分かっちゃいるんですけどね。